大阪府豊中市の閑静な住宅地に建つ5階建てマンションの改装。「上質で洗練された空間を作りたい。」との依頼。玄関に入り一番最初に見えるのは和室の入り口に備えられた簾虫籠(すむしこ)と呼ばれる透過性の高い竹の細木の格子を無数に使用した障子。閉塞感のあった玄関すぐの廊下を坪庭のような光が差し込むスペースが欲しいとの要望で設置しました。玄関から左右に展開する廊下。天井面にはダウンライトの設置を避け、スリット状の間接照明を端から全体に通すことでシンプルで美しく仕上がった。足元のマイクロフットライトは実用性と照明のアクセントとしてリズムを崩さぬよう等間隔に設置している。壁と天井には珪藻ファームコートの塗り壁を採用。あえて天井には模様をつけず壁だけハケ引きを施してもらい、間接照明による壁の表情をつけることでシンプルな廊下に暖かな風合いをプラスする。併せて各居室への扉を内に下げ、あえて壁を厚くし存在感を出すことで重厚さと上質な雰囲気を演出しました。

所在地 / 大阪府
規模構造 / 5階RC造の3階
主要用途 / 専用住宅
延床面積 / 144.83㎡(43.81坪)
施工 / 匠建築工房
写真 / 森尾鴻太朗

© noma-kuwaharaarchitects

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